モンテッソーリ教育の子育て

どんな時代においても
「一人で生きていく本当の力」を
自分で獲得できるように親は見守ろう。
そして、1人でできるように手伝ってあげよう。

=モンテッソーリ教育の子育て=

モンテッソーリの創業者は、
マリア・モンテッソーリ(イタリアの女性医師)

FacebookやGoogleの創業者、日本では将棋の
藤井聡太棋士などめざましい活躍をしている
著名人が受けていることでも有名な教育。

子どもの可能性を見出した モンテッソーリ教育

子どもはすべてのことができるように
生まれてくるのです。
もし、できないことがあるとすれば、
物理的に不可能な環境があるか、
どうすればいかやり方がわからないだけなのです。

=「環境を整え、やり方さえ教えれば、
子どもは何でもできるはずだ!」
 「自分一人でできるように手伝う」

これがモンテッソーリ教育の本質。

モンテッソーリ教育を受けるには・・・
モンテッソーリ教育を取り入れた「幼稚園・保育園」
となりますが、その数はとても少ないのが現実です。
そこで、近くにモンテッソーリ教育が
できる環境がなくても、
おうちでできることから実践することができます
=おうちモンテッソーリ

発達の四段階

乳幼児期

もっとも大きく成長・変容する時期。
その後の人生を生き抜くために必要な80%の力がこの6年間に身につく。
3歳を境に前期と後期にわけられる。

前期 0~3歳

無意識にすべてのことを吸収する。
人間のもっとも大切な能力である「歩く」「手を使う」「話す」が確立する。

後期 3~6歳

0~3歳で無意識に吸収した膨大な情報を五感を使って整理していく。
集団の中で自分を律するようになる。

児童期 6~12歳 小学校

安定した時期。莫大な記憶が可能に。友達が一番、に変化する時期。

思春期 12~18歳 中学・高校

心身ともに大きく変容する不安定な時期。まわりから浮くことを恐れる。

青年期 18~24歳 大学

社会に対して、自分がどう貢献できるか考える。成長は安定している。

正しい成長サイクル

  1. 興味・関心
  2. 自己選択
  3. 繰り返し・集中現象
  4. 満足感・達成感
  5. 様々な能力を習得する
  6. 自己選択力自己肯定感挑戦する心

間違った成長サイクル

  • 興味・関心を持てない
  • 自分で選べない・指示待ち
  • 集中できない
  • 不満足感・未達成感
  • 様々な能力を習得できない
  • 自己選択力がない自己肯定感が低い・挑戦する心が持てない

藤崎達宏, 「0 ~3歳・3~6歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!」(参照)

モンテッソーリ教育なんて知らなくても大丈夫!!

「何がなんでも絶対にモンテッソーリ教育じゃないとダメ!」ということはありません。
実は私もモンテッソーリ教育を知りませんでした。
2人の子ども達は普通の幼稚園から公立小学校に通いました。
なんの問題もなく育ちました。

ただ、私が家庭で子ども達に自然に与えてきたこと、やらせていたことが後になって思い起こせば、モンテッソーリ教育だったのです。
そもそも、モンテッソーリ教育以前に、”見守り信じる子育て”が大前提ということを忘れてはいけません。
それがあっての相乗効果なのです。

子どもの力を伸ばす方法

運動・日常生活の練習

①手指を使う・力加減の調整
②身の回りのことが自分でできる
③まわりのものや人に配慮できるようになる
④ルール・礼儀を身につけるようになる

ハサミで切る・のりで貼る・縫う・結ぶ・顔を洗う・歯を磨く・排泄をする・着替える・靴を履く・食事の準備や片づけをする・掃除を手伝う・生き物や植物のお世話をする等

感覚(五感)

①視覚
②触覚
③聴覚
④味覚
⑤嗅覚

形・色・比較・感触・重さ・音・声・味・香り・匂い

言語・読み・書き

①ものの名前の定着
②書く
③読む

「これなあに?」聞く➝話す➝書く➝読む
なんでも(五十音表・アルファベット表・世界地図・日本地図など)「貼っておく」・なぞり文字

数・科学・自然

①数への興味のタイミングを知る
②世の中の仕組み・原理

単位遊び・距離遊び・重さや時間を測る・図鑑・地球儀・磁石・風の力を体感する・太陽の存在を感じる・時間を体感する・火や水を教える・生き物・いのち・季節

文化・礼儀・倫理・道徳

①良くも悪くも環境に適応する
②まわりの人への配慮
③正義感・倫理観・道徳観が身につく
④クリティカルシンキング

あいさつ・マナー・ドアの開け閉め・椅子の引き方、しまい方・ものの扱い方・正しい価値観・「本当かな?と疑い、自分の考えで判断する」

ほめる・叱る

①ほめるよりも「認める」「お礼を伝える」
②叱る:「わが子が将来生きていくのに必要な価値観を真剣に伝えること」

親の真剣さ・叱り方も親のバージョンアップが必要・受け入れてから話しを進める・第三者の気持ちや存在や感情、配慮を考えさせる・「ダメ」と叱らないですむような環境作りや伝え方を考える

自己肯定感

①自己肯定感
②社会に対する肯定感

①自己肯定感:「私はどんな場所、どんな状況になってもそこそこなんとかやっていけると思うよ!」といった楽観的な自信
②社会に対する肯定感:「世の中にはたくさんの人がいるけれど、悪い人ばかりではないのだから、何か困ったことがあったら誰かに聞き、頼りにすればいいや」という、人間に対する楽観的な受けとめ方で人間関係のコミュニティを作る土台

・自分で決める・一人でできるように手伝う・認める
「どっちにする?」→「どれにする?」
「どうする?」は6歳以降
「自分で決めて自分でできたこと」を認めてあげる

メッセージ

ご存知のとおり、先の読めない時代に突入しています。
“いい大学&いい会社=一生安泰”という時代ではなくなりました。でも、だからと言っていい大学に入らなくても、いい良い会社に入らなくてもいいという意味ではありません。
私個人的には勉強は出来ないより出来るに越したことはないと思っています。


昨今は、偏差値で判断する時代ではないと言われていますが、偏差値は今でも“自分の位置”を知る指標です。
低いよりは高い位置にいた方が有利であることは否めません。
とはいえ、大学を出ていなくても自分で好きな仕事をして社会貢献し豊かになって幸せな人生を謳歌している人もたくさんいらっしゃいます。

逆に良いと言われる大学に入っても立派と言われる仕事に就いてもそれを活かしきれず、幸せでない人生を送っている人もいらっしゃるでしょう。
どちらにしても、「わが子には幸せな人生を歩んでほしい!」というのが親心というものです。

わが子を“自分で生きていける人間”として社会に送り出すには、「環境を整え、やり方さえ教えれば子どもは何でも自分でできるように成長できるはず!」そして、「自分ひとりでできるように手伝う」のがモンテッソーリ教育です。

定められた教育施設でなくても、家庭でもできることはたくさんあります。=おうちモンテッソーリ

子どもがなんでもグングン吸収し才能の芽を伸ばす環境をぜひ整えてあげて、親子で素敵な充実した時間を過ごしていただきたいと心から願っています。